母屋掛け(備忘録)
この時期は一段と時が走り過ぎます。あっという間に今年もあと2日ですね。今年中には屋根掛けようとがんばりましたが、ちょっと足らず。。
・・ちなみに備忘録なので、今回の記事は写真がありません。意味不明な方はさらっと読み飛ばしてね。
遂に棟上完了し、垂木を掛けるまでもう一歩。母屋掛けです。棟木はポスト接合部の4箇所とも同じホゾ加工だったのですが、母屋は少し複雑。以前ご紹介したように、ルーフシステムがシングルポストトラスとポスト&ビームの複合構造なので、母屋の接合部の取り合いが設計図を描いてもよくわからない・・。考えてても進まないので、手っ取り早い「現合」で進めます。(最近このパターン多いなぁ。)母屋となる8mログに中間梁上のポストのホゾ加工を施し、仮組み。妻壁側のトラス部分の勘合部を罫書きます。クレーンで木立を縫って8mログを取り回すのは一苦労。ユニックのブームを巧みに操りながら掛けるので、出来るだけ地上に降ろしての加工は避けたいところ。で、ログウォール上で勘合部のファイナルカット。変則的な加工なので精度が出ず、微調整を繰り返します。その都度、掛谷で叩き込んだ勘合部を抜くのですがこれまた一苦労。バールでこじながら徐々に抜くので時間がかかることこの上ない。で、つい横着して、クレーンの揚力で引き抜いたところ、事件発生。。
仮組み状態のポスト毎引き抜いてしまい、勢いでポストがログ壁を飛び越え、ユニックのキャビンを直撃。フロントガラスとサイドミラーが大破。ふぅ。安全第一でやってますので怪我は無く人には全く影響はないのですが、修理代が痛い。(あまりの痛さで写真も取り忘れてました。)それでも何とか組み上げ完了!やったね。
しかし、こんな加工はどの解説書見ても載っていないので知恵と工夫しかない。これが楽しいのですね。贅沢な大人の遊びです。
あ、現実に戻ると財布の中身は大怪我でかなり痛いですけどね。
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