先週は寒さでユニックが動かなかったので今週は充電器持参で山へ。意外と暖かいのでもしや?と思いエンジンをかけると一発で始動した。充電も兼ね、しばらくまわしておく事にし、いよいよ本番の準備に取り掛かった。
!?そうなんです。今までは練習モードでテーブル作っていたんですね。このペースじゃ10年がかりですね・・。
まずはずいぶん前に仕上げた根太に、フロア分の地板を噛まし、墨出しをしなおした。南側に若干のずれがあるため南北方向が10mm程短い長方形である。上出来でしょう。あらためて材をチェックし、太目で比較的テーパーの少ない材をハーフログ用に選んだ。記念すべき、ファーストラウンド開始である。ユニックで材を移動し皮むきから開始。最初に全て剥いてしまうつもりだったが、カビの発生を避け、都度剥く事にした。この場合、カビの代わりに虫食い対策を考えておかねばならない。材の搬入から結構時間が経っているため、皮がやや剥きづらくなっている気がした。6mもあると、杉とはいえ、結構な重労働である。馬台の上で転がすだけでもユニックの力を借りないと動かないのだ。結局一本剥くのに2時間かかってしまった。
皮剥きの応援募集中です!一本仕上げる間に次の一本を剥く、といったリズムになると時間は半分で住むのになぁ・・。一応会社では生産効率を上げるのが専門なのですが、ここではお構いなし。気分の向くままで進めてます。ふと、これもある意味バランスを取ってるのかもなぁ、などと思ったのだった。毎日まいにち生産性、生産効率のことばかり考えてると、ゆったりした時間を過ごしたくなるんですね。ここにくるといつもそうなんですが、飯を食う間も惜しくなりつい昼飯抜きになってしまうのですが今日は出来上がったテーブルで遅めのランチタイム。皮が剥けた材を見て、夢とは、こうやって少しづつ現実になっていくものなのだ、などと、しばし感慨にふけってしまった。後半は墨付け後、いよいよハーフカットである。
練習台のテーブルのおかげで、長い材も綺麗にカット完了。最初の頃は、切り口が大波打ってたのだが、我ながら上達したものである。ブラッシングしたところで、日が落ちた。今日はシェル組み開始の記念日となった。
ところで、ユニック作業中に、通りがかりの二人連れの大学生ぐらいの可愛い娘に突然声をかけられた。「25番どこですかぁ?」「・・・・ん?」二人が持っている地図を見て納得。ここは自然公園内。オリエンテーリングのポストの事でした。その昔、レクインストラクターの仕事もしていたので、若い頃の記憶がにわかに蘇ってきました。さかさまに持っている地図を見て、「北がこっちで、あそこにこの岩があるから、こうでしょ?だからあっちの方にいってごらん。」ってな感じで懇切丁寧に教えてあげました。こんな仕事もいいなぁ。(可愛い娘相手ならなおさら!?)お二人、「あ~、そうなんだぁ~。ありがとうございました~」だって。
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